ミシン,手縫い併用仕立て
昔ながらの笹付け補強

細い共布で身頃と袖の縫い合わせ部分を補強し、引っ張り強度を高める。

木綿、麻素材で普段着としての着用目的のため、単仕立てでの仕様とさせていただきます。
基本的なきものの縫い方は、背縫い、脇縫い、衽付けはミシンによる直線縫い、脇縫い、衽付けの縫い代の始末、及び裾の始末はぐしミシンで、衿付け、袖口の絎け、肩当て、居敷当ての縫い止めは手縫いになります。
あめんぼうの日常着としての体験で、着方が乱暴なためでしょうか、ごろ寝の時袖を肘で押さえたまま起き上がろうとして、袖付け下部の縫い目のほころびをまねいてしまいました。
そんな、経験から当店では、昔からある笹付けといって、袖縫い下部の外側に力布(小さな布ですが少し目立つが丈夫)を縫い付ける方法で補強をし、ほころびにくくお仕立ていたします。このようにどうしても力が入る個所に補強をすることにより、洗濯機で洗ってもほころびにくくなります。

また、一般に男性は、女性に比べ着方が乱暴なため、居敷当てと肩当が必要とされています。
当店では、お客様がお選びいただいた商品の生地の長さとお誂え寸法によって見積をさせていただき両方とれる場合と片方のみの場合と両方とれない場合を判断させていただき、ご了解後のお誂えとさせていただきます。

脇の下にかくれるので、余ほどのことが無い限り、見えることはありません。
 居敷当て
小さい布を裏から縫い合わせるわけですから、どうしてもくけた縫い目が表にポツポツと響いてしまって嫌らう人がいますが、特にあぐらをかく瞬間に縫い目に力がかかり、割れたり、時には布が裂ける場合がありました。私は、単仕立ての場合布地に余裕ある場合は必ずつけています。生地を大事にし、長いお付き合いをする意味でも、居敷当てを付けることをお薦めいたします。但し、生地の長さと体格の関係で、お付けできない場合がございます。
余り布により、居敷当ての面積は変化します。
 肩当
付けるか付けないかは、好みの問題でしょうが、初夏から盛夏にかけて肩口に汗を感じたときや、毎日のお風呂上りの時付けた方が吸汗性が良い。さらに冬の寒いときは肩から首にかけて暖かく保温性に富む。このように見えないところに気を使う昔の人々の快適に過ごす生活の智恵を感じずにはいられません。補強も兼ねて布地に余裕がある場合は付けることをお勧めいたします。
余り布により、肩当の面積は変化します。
 衿肩あきどまりに力布
生地に余裕が無い場合や肩当を付けたくない場合は、衿肩あきどまり部分に力布をつけ、衿と肩山の接点の補強をする。
 割(わり)入り仕立 … 袖部分
ご注文いただきました商品の生地幅では、お望みの裄を仕立てられない場合の方法として、袖部分に不足の生地をはぎ合せてご希望の寸法にお仕立ていたします。
特に若い人は、長身で腕が長い体形の人が増えたのと、洋服の体験からどうしてもゆったりした裄を望まれる傾向に有ります。そこで、各機屋さんには幅広の生産依頼をしておりますが、織機の構造上の問題で幅を広げられない商品が、どうしても発生してしまいます。そこで「当店」では上記の問題点を解決すべく、長尺で織っていただいた商品がございます。体格の立派な方は最初から諦めているのではないでしょうか、生地幅から裄を割り出せないお客様は仮注文としてお望みの商品をお買物籠へ、ご希望の寸法をきものお誂え承りへ御入力後発信して下さい。追ってこちらからご連絡させていただきます。

※素材(柄物)によっては、はぎ合わせた縫い
 目の左右の柄が合わない場合が発生します。

※長尺の品物でもお客様の体格により、どうし
 てもお仕立できない場合が発生します、あら
 かじめご了承願います。

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